建築家の中村好文さんの著書のタイトルです。素敵じゃないですか?
暮らしを旅する
「暮らしを旅する」
このタイトルが気に入って持っていた本。
持ってる事に満足してましたが、やっと読んでみました!
著者の日常の一コマが、読み易い文章で切り取られています。
視点は建築家という事で私も建築を学んできたハシクレとしては、共感出来る部分がある
ような気がしました。^ ^
もう、7年ほど前ですが、金沢の近代美術館に中村好文さんの、「小屋」の展示を見に行ったことがあります。
この「小屋」もとてもとても素敵な空間でした!
限られたスペースの中に必要最低限の物をデザイン、配置する美しさが、なんとも“萌
え“な感じでした。
小屋と中村好文さんのファンになっちゃったんですよね。
エッセイも素敵でした╰(*´︶`*)╯♡
その時から本は持っていたけど、持っているだけでなかなかしっかり腰を据えて
読んでいなかったのですがこの度しっかり読んでおります。
建築のお仕事で国内、海外色々旅されているそうで旅のお話しもしかり暮らしのお話し
事務所でのお話し、使っている家具のお話し、趣味の収集したもののお話しなどなど
ひとつひとつが楽しく共感できたり、そんなに前からそんな事考えていてすごい!と
思えるような内容だったり、自分もこんなところに意識をむけてみたい!と思える内容で
とてもキュンとして読ませていただきました。海をみながら使うテーブルとイスがご自分で
設計された素敵なものであったり、若いころ読んで、設計のお手本にしようと思った
家具があったり、そちらの家具を作ってリビングで使っていたりと
尊敬したり、うらやましくもなる人生を歩まれていて、私の今後の人生にも参考に
させていたきたいと思いながら読みました。
本の紹介って難しいですね。次読む方のためにそこまで詳細は言ってはいけない気もするし
ただよかったとしか言えない自分が歯がゆい。もっとそういったところも勉強したいものです。
帯には『台所仕事ひとつにも心ときめく風景がある。旅好きで知られる住宅建築家中村好文が日々の暮らしの津々浦々を訪ね歩いて綴った42通の旅だより。』
と書いてありました。^ ^
何回も読みたいな。
小屋の魅力
その7年前、金沢近代美術館に見に行かせてもらった小屋の写真がありました!
この小さな小屋の中がなんとも小宇宙でした!屋根には雨水利用のシステムもあったと思います。
キッチンや洗面台などの水周りがちゃんと収まってます。
ほんのこれくらいの建物の中に必要最小限が詰め込まれております。
詰め込むって感じではなく、ちゃんと配置されてる!
リビング兼ダイニングスペース!インテリアのセンスも感じる素敵な空間。
ソファがソファベッドになり夜はこちらで寝ることができるようなしくみだったかも
しれません!うるおぼえですみません(-_-;)
ソファに座った感じでみる風景。ピクチャーウインドウがあり
実際、建っていたら山とか風景が見える。
薪ストーブもありなんとも充実な空間ですね。
この小屋の空間にお風呂が入っていたのかちゃんと思い出せなくて。
お風呂あったらすごいよな。
たしか、他にも著者の方の本があるので
また調べておきたいと思います!思い出してまた小屋にワクワクしてきました。
中村好文さんはこういった小屋もたくさん生み出している建築家さんです。
これを書いていたら、私って空間とか建築がやっぱり好きなんだなあと思ってしまいました。(^_-)-☆
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